| 今回のケースのご依頼者となるＨさんから電話があったのは残暑が厳しい８月末の午後8：00を少し過ぎた時間でした。
依頼内容は「娘に結婚を前提として約2年付き合っている男性（Ｇ氏）がいるが家族や自分の事をあまり話したがらず、娘に聞いても曖昧な言い方で話を避けているような感じする。このまま結婚させて良いのかどうか心配なので調べてほしい。」というものでした。
次の日の午後、指定された喫茶店で待っていると約束した時間より１０分程早くＨさんが入店してこられ、そのすぐ後ろに２０代前半と思われる女性が不安そうな面持ちで店内を見回しておりました。
Ｈさんはすぐ私達に気づき近づいてくると軽く会釈をし｢ステイシーさんですか？｣と尋ねてこられました。私達が「はいそうです、Ｈさんですね？」と答えると大きく頷き後ろの女性に席を即しながら自らも着席されました。 Ｈさんは隣に座った女性を見ながら「娘のＴ子です。実は昨日の夜今回の事をＴ子に正直に打ち明けその後家族で朝方まで話し合いをしました。Ｔ子からの話を聞けば聞くほど不安が募り心配でなりません。どうか宜しくお願いします。」と語られました。 そしてその話し合いの中でＴ子さんがご両親に打ち明けた内容はＧ氏に関して分かっていることが余りにも少なくおぼろげなものでした。その内容とは・・・・・
| ① |
３８歳独身で海外でいくつかの貿易会社の経営をしており国内でも他の会社の顧問をしている。また収入も国外からなので税金の関係でアルバイトをしている。(アルバイト先はファミリーレストラン) |
| ② |
住まいは東京都○○区の××マンションということは教えられたが詳しい住所までは教えてもらえずまだ行ったことはない。何度か行きたい旨伝えたがいい顔をせず「俺の事が信用できないのか？」と言われるのでそれ以上強く聞けなかった。 |
| ③ |
自宅及び携帯のＴＥＬ番号は聞いていて間違いはない。 |
| ④ |
父親は数年前に他界しており母親と２人暮らしである。 |
| ⑤ |
金品の貸借や要求などをされたことはないが外出時は大体Ｔ子さんが支払うこと
が多い。 |
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以上が、Ｔ子さんが語ったＧ氏の判っている情報とのことでした。
我々はまずＨさん了承のもとご依頼内容の裏づけ調査を行い事実であることを確認、その後素行所在調査専門チームがミーティングを行い、事前調査を開始することになりました。
我々はまずＧ氏のマンションが間違いなく存在しているかどうか、また存在していたとしてそこに本当に居住しているかどうかから調査を開始し、得た情報によって判明したことは本人が話していたマンションは確かに存在するがＧ氏は居住していないというものでした。 その後素行調査専門チームは３班に分かれ聞き込みや本人の素行などから本来の住居先・仕事関係・婚暦等の調査を行い驚きの事実が浮かび上がってきたのです。 その事実とはなんとＧ氏には離婚暦があり子供が２人いるという事（親権は母親）、またＧ氏はＴ子さん以外にも交際している女性がいるという事、過去にも複数の女性と婚約までいった経歴があるがすべて結婚には至っていないという事実、仕事はアルバイトのみであとは同居している母親からお金を工面してもらっているようだが生活は派手で金使いが荒いという情報、さらには今住んでいる家は母親名義になっているがそれを担保に数百万の借金があるというものでした。
我々は判明した事実を資料及び報告書にまとめＨさんに提出。Ｈさんは何度も報告書に目を通し、そして「もしあのとき躊躇して調査を依頼していなければ取り返しのつかないことになっていました。本当に有難う御座います。」と話されとても安堵された表情を浮かべていらっしゃったのでした。
今回のケースで最も重要なポイントは〝鉄は熱いうちに打て〟ではありませんがＨさんが手遅れになる前に思い切って調査を依頼されたということです。
この種の調査は浮気・不倫調査とともに依頼数が非常に多く正確な情報を得るということは当事者の将来の人生を左右することにもなりかねないとても重要なことに繋がるのはいうまでもありません。 ただそうはいってもいったいどこに依頼すればいいのか、また料金はどの位かかるものなのかなどの問題があり簡単に〝はい依頼します〟といかないのも事実でしょう。 そんな時は当ＨＰなどにも掲載しております 良い調査会社を選ぶには などを参考にして確かな調査技術と適正な料金で最後まで責任をもって仕事を遂行する調査会社を選択されることが大切です。
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